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1950年代末に始まり、1986年の死の直前までつづく、迷宮のごとき土方巽の多彩な舞踏活動を、色彩豊なポスターをポータルにしてガイダンス

石井満隆DANCE EXPERIENCEの会 《舞踏ジュネ》 1967.8.28

会場
第一生命ホール(日比谷)
作品名
舞踏ジュネ
構成・演出・振付
土方巽
出演
石井満隆 / 大野一雄 / 土方巽 ほか
美術
中西夏之 / 谷川晃一
関係者
澁澤龍彦

About the poster

寸法
103.0*72.8
デザイン
谷川晃一 TANIGAWA Kouichi

About the performance

石井満隆は、ダンスを石井漠のもとで始め、1961年の≪土方巽DANCE EXPERIENCEの会≫に参加して、暗黒舞踏を始めた。

原作は、澁澤龍彦の翻訳によるジャン・ジュネ『ブレストの乱暴者』。

無類の天然児、石井満隆の初リサイタルといえる。土方の暗黒舞踏派グループのダンサーたちが出演して、実験的舞踏の世界が演じられた。

舞台には、床屋の電飾看板(アメン棒)、カヤ、タンス、鶏、ビクターの犬(足の裏に長い毛)などが。中西夏之と土方による、土俗的なモノの世界である。

ポスターは谷川晃一。案内状には、澁澤龍彦がオマージュを寄せ、土方が石井を適確にデッサンした文章を書いている。

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