国際文化会館 特別講義・見学会
国際文化会館は、日本建築界の巨匠、前川國男、坂倉準三、吉村順三の共同設計により生み出されました。7代目小川治兵衛の手になる近代庭園の傑作と調和した日本の近代建築の重要な作品として、ル・コルビュジエら数々の建築家や建築関係者が来訪する国際文化会館は、竣工後60年を超える今も、1955年当初の建物を保持しています。 本イベントでは、モダニズム建築の領域で数多くの著作をもち、さまざまな建築展の企画に携わる松隈洋氏による特別講義とガイドツアーを通して、国際文化会館の建築について学びます。
日時
2025年12月4日(木)13:00-15:00
場所
国際文化会館(港区六本木5-11-16/最寄り駅:麻布十番、六本木)
対象
どなたでも
日時
2025年12月4日(木)13:00-15:00
場所
国際文化会館(港区六本木5-11-16/最寄り駅:麻布十番、六本木)
対象
どなたでも
費用
参加無料
お申し込み方法
応募締切:2025 年 11月 28日(金)15:00
応募方法:参加希望の方は、以下のフォームからお申し込みください。
申し込みフォーム
定員:30名
※応募者多数の場合、抽選となりますのでご了承ください。参加の可否は、11月28日以降にメールにてご連絡いたします。
登壇者/出演者
講師:松隈 洋(神奈川大学 教授)
1957年兵庫県生まれ。1980年京都大学工学部建築学科卒業、前川國男建築設計事務所入所。2000年4月京都工芸繊維大学助教授。2008年10月同教授、2023年4月から神奈川大学教授。工学博士(東京大学)。専門は近代建築史、建築設計論。主な著書に、『建築の前夜 前川國男論』、『ル・コルビュジエから遠く離れて』、『モダニズム建築紀行』、『ルイス・カーン』、『近代建築を記憶する』、『坂倉準三とはだれか』、『残すべき建築』、『前川國男 現代との対話』(編著)、『建築家・前川國男の仕事』(共編著)、『建築家大髙正人の仕事』(共著)など。「生誕100年・前川國男建築展」(2005年)事務局長、「文化遺産としてのモダニズム建築―DOCOMOMO20選」展(2000年)と「同100選」展(2005年)のキュレーションの他に、A・レーモンド、坂倉準三、C・ぺリアン、白井晟一、丹下健三、村野藤吾、谷口吉郎・谷口吉生、吉村順三、大髙正人、増田友也、山本忠司、浦辺鎮太郎など、多くの建築展の企画に携わる。DOCOMOMO Japan代表(2013年5月~2018年9月)。文化庁国立近現代建築資料館運営委員(2013年4月~)。同志社大学非常勤講師、京都造形芸術大学客員教授。2019年著書の『建築の前夜 前川國男論』により日本建築学会賞(論文)受賞、続編の『未刊の建築 前川國男論・戦後編』(みすず書房 2024)により 2025年第79回毎日出版文化賞〈人文・社会部門〉受賞。
タイムテーブル
12:30 開場
13:00 特別講義
13:45 移動
14:00 特別見学ツアー
15:00 解散
お問い合わせ
慶應義塾大学アート・センター
Tel: 03-5427-1621
pj.ca.oiek.c-tra@yranuc