慶應義塾の建築
イベント・お知らせ
- 港区の文化財を見る/学ぶ/知る:地域の建築を開くワークショップ
・ツアー(要申し込み、下記参照)
2023年11月16日(木)11:00~12:30、13:30~15:00
・レクチャー(申し込み不要)
2023年12月19日(火)18:30-20:30 - 慶應義塾三田キャンパス 建築プロムナード──建築特別公開日
2023年11月14日(火)-16日(木)
11:00~17:00 - 日常の風景の中に文化財を観る:地域の彫刻と建築を学ぶワークショップ
2023年1月20日(金)10:30~12:30、13:30~15:30
30日(月)10:30~12:00、13:00~15:00
最近の活動
概要
「慶應義塾の建築」プロジェクトは、一貫教育校を含む塾内建築についての記録資料を作成・保存しその記憶をアーカイヴ化するプロジェクトであり、創立150年を迎え、新規建築事業に伴う既存建築の解体が始まったことを契機に、ノグチ・ルームアーカイヴのブランチとして立ち上げられた。
慶應義塾の建築について、建築アーカイヴの実践を行うとともに、建築のアーカイヴ化について研究し、考察・検討していくことはアート・センターにとって取り組むべき課題として認識されてきた。建築は有用性の論理から逃れることができない対象であるため、常に改築や解体の危機に直面せざるを得ない。芸術的な価値が認められている建築であっても、使用上の観点から失われてしまうことも多い。このような状況の中で、建築についてアーカイヴ化を行い、建築空間の記憶をとどめようする試みは極めて重要な建築史的な意味をもつだろう。それと同時に、大学が自らの建築に対してこのような研究プログラムを実践することは、日常を送る建築空間を再認識し、意識的に建築にアプローチすることを学生にも促すことになる。
本プロジェクトは、「塾内建築の基礎調査と記録資料整備」と「情報の発信・共有」を活動の軸にする。基礎調査と記録資料整備については、画像記録の現状調査、建築物の記録撮影、図面のデジタル化、建築物についての基礎データの収集および整備 等の作業を計画している。また、情報の発信・共有に関しては、撮影した写真を用いた写真展の開催、建築の見学会やワークショップの開催を検討している。
【資料目録】
What's on
- Artist Voice III: 駒井哲郎 線を刻み、線に遊ぶ
- ポートフォリオBUTOH「『塩首』〈全編〉上映会」
- 地域の文化と記憶を映像資料で読み解くラーニング・ワークショップ「コレクティヴ・メモリー3 技術編(全2回)」──「バックトゥザフューチャー2:未来を記録せよ」
- 港区の文化財を見る/学ぶ/知る:地域の建築を開くワークショップ
- 没後38年 土方巽を語ること XⅢ
- 瀧口修造生誕120周年記念展示 ウィルソン・リンカーン・システムとしての〈本〉
- 瀧口修造生誕120周年記念シンポジウム 瀧口修造研究会特別例会 パピエプリエ 01:蝶番のタブローをつくること(曲尺や書物などのように‥‥)
- Artist Voice III: 駒井哲郎×都市のカルチュラル・ナラティヴ トーク&ワークショップ
- アムバルワリア祭 XⅢ 西脇順三郎と「何でも諧謔」の世界――えっ、芭蕉も?ボードレールも?