アムバルワリア祭XV 戦争と遊歩とニーチェ── 昭和10年代の西脇と萩原をめぐって
2012年より毎年1月に開催している、西脇順三郎の生誕記念イベント「アムバルワリア祭」。
今回は「戦争と遊歩とニーチェ──昭和10年代の西脇と萩原をめぐって」をテーマに、シンポジウムを開催いたします。 西脇順三郎と萩原朔太郎の昭和10年代における交流に焦点をあて、二人の戦前の歩みをたどります。まず、野村喜和夫氏には、近著でまとめられた「西脇vs萩原」の関係性や交流についてお話しいただきます。続いて、朔太郎研究者の栗原飛宇馬氏が「〈猫町〉をひらく詩人たち──西脇順三郎、萩原朔太郎と『ツァラトゥストラ』の〈猿〉」と題し、ニーチェとの関係にも触れながら、これまであまり論じられてこなかった側面に踏み込みます。さらに、萩原朔太郎を長年研究されてきた安智史氏には、「『マイスター』萩原と西脇順三郎」と題して、両者の詩の関係性について掘り下げていただきます。 休憩後には、登壇者三名によるディスカッションを予定しています。昭和10年からの約10年間、西脇は詩作から遠ざかっていたとされています。本シンポジウムでは、その期間をあらためて検討しながら、朔太郎との比較を交えて議論を深めます。 皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
日時
2026年1月24日(土)午後2時より午後5時
場所
慶應義塾大学三田キャンパス 東館6階 G-Lab
対象
どなたでもご参加いただけます
費用
無料
お問い合わせ
慶應義塾大学アート・センター 森山 緑
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
TEL 03-5427-1621 FAX 03-5427-1620
pj.ca.oiek.c-tra@werc-cauk
講演[アムバルワリア祭]
日時
2026年1月24日(土)午後2時より午後5時
場所
慶應義塾大学三田キャンパス 東館6階 G-Lab
対象
どなたでもご参加いただけます
費用
無料
登壇者/出演者
野村喜和夫(詩人)
栗原飛宇馬(デジタルハリウッド大学・宝塚大学非常勤講師)
安 智史(愛知大学短期大学部教授)
タイムテーブル
14:00 - 14:05 アート・センター所長 挨拶
14:05 - 14:35 野村喜和夫 イントロダクションとしての萩原VS西脇
14:35 - 15:15 栗原飛宇馬 〈猫町〉をひらく詩人たち──西脇順三郎、萩原朔太郎と『ツァラトゥストラ』の〈猿〉
15:15 – 15:55 安 智史 「マイスター」萩原と西脇順三郎
(休憩 15分)
16:10 - 17:00 登壇者によるディスカッション
お問い合わせ
慶應義塾大学アート・センター 森山 緑
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
TEL 03-5427-1621 FAX 03-5427-1620
pj.ca.oiek.c-tra@werc-cauk
主催・共催など
主催:慶應義塾大学アート・センター
共催:慶應義塾大学藝文学会
【参加方法】
オンラインの方はこちらより、ご入場ください。
- ウェビナーリンク: https://keio-univ.zoom.us/j/82978232687
- ウェビナーID : 829 7823 2687
はじめてZoomを使う場合:Zoomアプリをお手持ちのデバイスにダウンロードしてください。その後、上記のリンクよりご参加ください。