慶應義塾大学アート・センター Keio University Art Center

アート・アーカイヴ資料展XXII 疱瘡譚〜生んだもとの生命からすでに切りはなされてあるを アート・アーカイヴ資料展XXII

今年は土方巽の舞踏の代表作〈疱瘡譚〉の公演から50年です。土方巽は、1972年に「東北歌舞伎」と銘打って、長期公演《四季のための二十七晩》で5作品を発表しました。その最初の作品〈疱瘡譚〉の記録映像をはじめ、土方巽アーカイヴに保存されている作品・資料を展示します。ダンスの革新を図り、世界のダンス史に新たな一ページを記した〈疱瘡譚〉の舞踏と その思想を検証しつつ「舞踏とは何か」を再び問いかけます。

チラシ:DL

撮影:鳥居良禅 
慶應義塾大学アート・センター/NPO法人舞踏創造資源

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日時

2022年7月4日(月)~ 29日(金)
11:00-18:00
※土日祝休館

場所

慶應義塾大学アート・センター(南別館1階 慶應義塾大学アート・スペース)

対象

どなたでもご観覧いただけます

費用

入場無料

お問い合わせ

慶應義塾大学アート・センター
03-5427-1621

展覧会[アート・アーカイヴ資料展]

日時

2022年7月4日(月)~ 29日(金)
11:00-18:00
※土日祝休館

場所

慶應義塾大学アート・スペース

〒108-8345 東京都港区三田 2-15-45 南別館1F
最寄駅:JR山手線・京浜東北線田町駅、地下鉄三田線三田駅、大江戸線赤羽橋

 

対象

どなたでもご観覧いただけます

費用

入場無料

お問い合わせ

慶應義塾大学アート・センター
03-5427-1621

主催・共催など

主催:慶應義塾大学アート・センター

協力:NPO法人舞踏創造資源、土方巽アスベスト館


1. 開催趣旨
今年は土方巽の舞踏の代表作〈疱瘡譚〉の公演から50年のメモリアル年です。そこで今回の展示は、〈疱瘡譚〉をめぐって、当時の土方巽の創作への試行に迫ります。
第二舞踏宣言とともに、舞踏の転換を図り、新たな舞踏世界を提示しようとした、土方巽の文字通りのチャレンジとはどういったものだったのか。限られた展示空間での限られた展示物でもって、1972年の記念碑的な公演《四季のための二十七晩》の全貌をうかがうことは叶いませんが、その核心を〈疱瘡譚〉での土方巽の踊りに求めます。
時代の転換期を見すえて、舞踏がどうあるべきかという土方巽の1972年の問いかけにどう応えるか。50年後の現在、コロナから疱瘡へと遡及しつつ、「舞踏とは」の問いかけの反復です。

2. 出品作品(予定)
・映像上映 大内田圭弥監督《燔犠大踏鑑第二次暗黒舞踏派結束記念公演・四季のための二十七晩》〈疱瘡譚〉より土方ソロシーン
・〈命の実感プログラム──土の土方と水滴の時間〉+鶴岡でのインスタレーション記録映像
・《燔犠大踏鑑第二次暗黒舞踏派結束記念公演・四季のための二十七晩》〈ギバサン〉よりあざみの衣裳
※実際の展示作品とは異なる場合がございます。ご了承ください。