慶應義塾大学アート・センター Keio University Art Center

舞踏家・小林嵯峨による舞踏ワークショップ「こころ」 教養の一貫教育

遠いからだの記憶、痕跡をたどる。人の「こころ」はどこにあるのだろう?
舞踏は何からはじまる?「こころ」から?「からだ」から?
「かたち」はあるの?
土方巽の舞踏に現れるさまざまな異形な「かたち」は水槽の底に澱のように留まって屈まっている、泥に入ってかたちづくられた「かたち」である。
「かたち」になろうとして崩れ、崩れてはまた「かたち」になろうとする、無時間という時間のなかで始まりも終わりもなくかたちづくられていく、鳥、馬、牛、花、植物、老婆、マヤ、ニワトリ、幽霊----------------------それらの「かたち」。
「かたち」は「いのち」を内包し、いのちがかたちに追いすがり、かたちがいのちに追いすがる。

 

撮影:Tomoko Kosugi

★フライヤー:ダウンロード

 

日時

2025年12月17日(水)15:15〜17:30

場所

慶應義塾高等学校 日吉協育棟 日吉協育ホール

対象

対象:塾生(大学生、大学院生、一貫教育校生)・教職員
見学:塾生・教職員の見学は自由です
参加定員:30 名(最大)申し込み制

費用

無料

お問い合わせ

慶應義塾大学アート・センター
108-8345 東京都港区三田2-15-45 Tel: 03-5427-1621

慶應義塾大学教養研究センター

ワークショップ[教養の一貫教育]

日時

2025年12月17日(水)15:15〜17:30

場所

慶應義塾高等学校 日吉協育棟 日吉協育ホール

対象

対象:塾生(大学生、大学院生、一貫教育校生)・教職員
見学:塾生・教職員の見学は自由です
参加定員:30 名(最大)申し込み制

費用

無料

お申し込み方法

申込方法:こちらのフォームよりお申し込みください。申込者多数の場合選考を行い、結果をお知らせいたします。
申込締切:2025年12月8日(月)

*本企画は録画され、教養研究目的に限って利用されることがあります。
* Tシャツ・ジャージなど体を動かしやすい服装で参加してください。更衣室を用意します。
*塾高生は将来開発ポイント対象プログラム 参加の場合2P/見学のみ1P

登壇者/出演者

小林 嵯峨

小林嵯峨 Saga Kobayashi プロフィール

1968年に土方巽の舞踏に出会い衝撃を受け翌年〈土方巽燔犠大踏鑑〉に入門。新宿アートシアター/「四季のための二十七晩」、西武劇場/「静かな家」、京都大学西部講堂/「夏の嵐」等数々の土方巽作品に主要メンバーとして出演。1975年独立、立花隆一と共に〈彗星倶楽部〉を結成、独自の活動を開始する。その後1985年には〈小林嵯峨+鵟NOSURI〉を結成し、無意識の世界に参入する「アウラシリーズ」を行う。シアタートラム/「月姫(GEKKI)-無意識の花」など。その後2019年からはソロおよびグループにて「無題シリーズ」を行い舞踏の原点へと朔行、そこから再度新たな視線や可能性を探る作業を行っている。ヨーロッパをはじめ海外での活動も多い。(1980年にはJapan Festivalに参加、芦川羊子とともに土方巽作品「日本の乳房」を上演し、欧州6か国を巡演。)
2024年自身の集大成とも言える「幻の字の子供」をテルプシコールにて上演、この作品に於いて2024年度舞踊批評家協会賞を受賞する。同年1977年のソロ公演「にがい光」の上映、WS、パフォーマンスをYale大学にて行う。

著書:『うめの砂草―舞踏の言葉』/アトリエ・サード

お問い合わせ

慶應義塾大学アート・センター
108-8345 東京都港区三田2-15-45 Tel: 03-5427-1621

慶應義塾大学教養研究センター

主催・共催など

主催:慶應義塾大学教養研究センター/(担当)小菅隼人(慶應義塾大学理工学部教授)
共催:慶應義塾高等学校/(担当)古川晴彦(慶應義塾高等学校国語科教諭)
協力:ポートフォリオBUTOH (慶應義塾大学アート・センター)

*2025年度 日吉教育活動等支援予算プロジェクト事業で行われています。
*本事業は2025年度科学研究費「動きのアーカイヴ」における実証的研究──アーカイヴの創造的利用における国際連携の助成をうけています。