慶應義塾大学アート・センター Keio University Art Center

上杉満代舞踏公演「命」 2023年度慶應義塾大学新入生歓迎行事

……「われわれは生きているときに、何をいったい食べたらいいのか。命を削って、命を食べるんですよ。しかし大変だ。命を食べるなんていうのはね」
大野一雄『稽古の言葉』より。
5月24日ときは困惑のど真ん中。日吉キャンパス来住舎。ガラスの子宮にて復活の場を再び頂戴した。この奇跡に感謝と共にO氏の言葉を肝に命じ我々は結集する。
踏むこと。打つこと。舞うこと。奏でること。
ご飯ですよ!
             2023年   上杉満代

 

写真:U.Atsushi
 


日吉キャンパスにおける新入生歓迎行事は、1994年の大野一雄舞踏公演をもってスタートしました。そのテーマである「心と体と頭」は日吉キャンパスの重要なコンセプトとなり、毎年日本を代表する舞踏家たちが公演を行い大きな反響があります。本行事は以下YouTubeにてご覧いただけます。
パフォーマンスインタビュー


 

★フライヤー:ダウンロード

日時

2023年5月24日(水)18:00開演(17:00開場)

場所

慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎イベントテラス

対象

どなたでもご覧いただけます

費用

入場無料

お問い合わせ

慶應義塾大学アート・センター
108-8345 東京都港区三田2-15-45 Tel: 03-5427-1621

公演[2023年度慶應義塾大学新入生歓迎行事]

日時

2023年5月24日(水)18:00開演(17:00開場)

場所

慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎イベントテラス
横浜市港北区日吉4−1−1
東急東横線・東急目黒線・東急新横浜線・横浜市営地下鉄グリーンライン 日吉駅下車

対象

どなたでもご覧いただけます

費用

入場無料

お申し込み方法

事前申込み不要

登壇者/出演者

[出演]
舞踏ー上杉 満代
音楽ー曽我 傑
   多田 正美

[音響・照明]
曽我 傑

 

出演者プロフィール

・上杉満代
1950 年福岡に生まれる。幼少よりクラシックバレエを学ぶ。68 年谷桃子バレエ団に在籍後71年より舞踏家大野一雄氏に師事。映画「O 氏の死者の書」に参加。75 年上杉満代舞踏ソロ「紅蓮夜曲」にてデビュー。その後、現在に至るまで極私的舞踏ソロの公演を主流として活動を続ける。1987 年~1990 年渡仏。カトリーヌ・デュベレス、ベルナルド・モンテのスタジオD.Mに参加。パリ国立市民劇場などにて3 作品に出演。帰国後はソロ作品「彼女」から「マダムメランコリア」「マドモアゼルメランコリア」「ベイビーメランコリア」などメランコリアシリーズ作品発表。大野一雄フェスティバル他欧州、米国等に招聘多数。2009 年連続舞踏公演「ベイビーメランコリア夢六夜」にて第41回舞踊批評家協会賞を受賞。

・曽我傑
15 歳頃まで音楽の基礎を祖父と父から学ぶ。1970 年代前半、東京アメリカンセンターにてテリー・ライリー、ニューヨークにてジョン・ケージに「現代の作曲と可能性について」を、北村実(早稲田大学文学部哲学科)の私塾にて「唯物弁証法、科学的社会主義論、マルクス・エンゲルス全著作比較試論」などを学ぶ。73 年頃より佐野清彦、多田正美らと「GAP」の活動を開始。70 年代後半より劇場公演に活動をフォーカスし、ニューヨークのラ・ママ劇場、ロンドンのICA スペース等での音響、照明を中心に劇場技術を手掛ける。

・多田正美
ピアノを13 歳頃に独学で始める。自由に作曲をしたら、自分の生まれた頃のポーランドで生じた楽派だったと後に知る。1974 年からのGAP 即興活動。75 年小杉武久音楽教場に通う。78 年には1 本の樹を毎日同じ場所から撮影、1 年間で365 枚撮る。80 年代前半ピアノ製作に取り組む生活を送り、三遠州地帯の古き祭りを巡る。86 年から双ギャラリーにて、コラボ作品とSound Encounter 即興を始める。99 年文化庁芸術家派遣で1年間オランダに滞在。その後、ネパールの古き観音山車祭りに通い、2006年日本ネパール国交樹立50周年 "Art Full Nepal" 企画 ( 日本大使館及びネパール大使館後援)。

お問い合わせ

慶應義塾大学アート・センター
108-8345 東京都港区三田2-15-45 Tel: 03-5427-1621

主催・共催など

主催:慶應義塾大学教養研究センター日吉行事企画委員会(HAPP)・慶應義塾大学アート・センター
協力:慶應義塾高等学校・ポートフォリオBUTOH
コーディネーター:小菅隼人