慶應義塾大学アート・センター Keio University Art Center

SHOW-CASE project No. 3 大竹伸朗 時憶/フィードバック Time Memory/Feedback

一昨年度にプロトタイプ展示を行って開始したショーケース・プロジェクト。展示室でない場所に展示をしかけながら、展示の場である展示ケースが決められている、という通常とは規定されている部分と自由な部分がある意味で逆な展示プロジェクトです。また、フォーマットやルールがある程度決められた印刷物をそれ以外は自由に作ることがセットになっている点も大きな特徴です。

 3回めを迎え、今年は大竹伸朗氏にプロジェクトを依頼しました。《時憶/フィードバック Time Memory/ Feedback》と名づけられた作品が登場します。記憶の断片の集積とも、止まらない時が積み重なり続ける姿/痕跡とも、またその装置とも捉えられるーーそしてそのどれからも逸脱していくような不思議な作品を是非、味わってください。それはひっそりと廊下の片隅に佇みながら、確かに「動いて」時を刻み、そこに立つ者に応答し、ハウリングするでしょう。

日時

2015年11月27日(金)ー2016年1月29日(金)、月ー金 9:00ー18:00

場所

慶應義塾大学 三田キャンパス 南別館2階 廊下(アート・センター脇)

対象

どなたでもご覧頂けます

費用

無料

お問い合わせ

慶應義塾大学アート・センター
Tel 03-5427-1621 Fax 03-5427-1620

展覧会[SHOW-CASE project]

日時

土日祝日閉館

場所

慶應義塾大学 三田キャンパス 南別館2階 廊下(アート・センター脇)

対象

どなたでもご覧頂けます

費用

無料

お問い合わせ

慶應義塾大学アート・センター
Tel 03-5427-1621 Fax 03-5427-1620

主催・共催など

主催 = 慶應義塾大学アート・センター

※ この展示は、平成27年度大学を活用した文化芸術推進事業「アーツ・マネジメント教育の総合的・体系的確立とその方法論による人材養成事業」によるものです。


特別公開

1月30日土曜日 10時〜16時半、SHOW-CASEを特別公開します。
最後のご覧になる機会ですので、是非、お出かけください!(南別館入口インターフォンで呼び出して頂く形となります)


展示ケース一つと関連する印刷物を軸とした現代美術のオプショナルな展示企画の発想として生まれたのがSHOW-CASE projectです。

指定された展示ケースひとつを使えば場所はどこであってもかまいません。展示と同時に発行する印刷物は基本のフォーマットと決められたルールを守れば作家によるバリエーションに開かれています。このように条件が与えられているという規制的な側面と、その範囲では場所も作り方も自由という自由な側面が双方で効果を発揮し、アーティストのバラエティや発想の豊かさを引き出すことができれば考えています。