慶應義塾大学アート・センター Keio University Art Center

ARTLET 54 「歩み寄るアートと科学」への問い

 
南條 史生・内田 まほろ・長谷川 紫穂・後藤 文子・角谷 暁子

1959年、英国の物理学者C. P. スノー(1905‒1980)はケンブリッジ大学での講演「二つの文化と科学革命」において、人文科学者と自然科学者それぞれの文化の間に深淵な断絶を指摘した。それから60年を経て今、アートは、新しいテクノサイエンスと社会、人間と環境などさまざまな問題に対峙し、断絶より、むしろ相互に関与し合う新たな関係を切り拓いている。では、そうした現状に対して、我々はいま何を問いかけ得るだろうか。今号は、そこでの問いかけをめぐる多様な関心のありかを特集する。 


FEATURE ARTICLES 「歩み寄るアートと科学」への問い

  • 芸術と科学に境界はあるのか? 南條史生
  • 芸術と科学が向かう先 内田まほろ
  • バイオアート/バイオデザインの今日 長谷川紫穂
  • 画家を包容する自然をめぐって 後藤文子

TOPICS

  • 活躍する先輩『テレビの世界で触れた芸術』 角谷 暁子

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  • 活動報告

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